ユニクロ、楽天、セブン-イレブンなど、名だたる企業のブランド戦略を手がけ成功に導いてきた、日本を代表するクリエイティブディレクター 佐藤可士和氏がいま手掛ける最新のブランディング・プロジェクトに独占密着した「カンブリア宮殿/テレビ東京」の続編が配信されています。ご興味のある方はご覧ください。
価値を一変させる可士和デザイン最前線!/カンブリアFile No.731 [期間限定無料配信]
5月6日(木)23:54 配信終了
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いま手掛ける「新しい住宅デザイン」から「団地の再生」まで、最新の可士和改革に独占密着!
前回配信の続編。今回も佐藤可士和氏の真骨頂である「アイコニック ブランディング」によって、手掛けたブランドに新たなポジションを生み出すことで、企業や商品の価値を一気に高める事例を紹介しています。
●ユニクロ公園
2020年4月、横浜にオープンしたユニクロの新型店舗「ユニクロPARK 横浜ベイサイド店」。今ここに、連日のように多くの家族連れが詰めかけている大人気スポット。実はこのユニクロの店舗は、3階建ての建物自体が巨大なスロープ状のすべり台になっていて、店の壁では子ども向けのボルダリング、マリーナを見下ろす頂上ではロープジャングルジムを楽しむこともできるという。
2006年からユニクロのブランド戦略を担ってきた可士和氏は、「高品質・高機能かつ低価格」というユニクロの特徴をデザインで表現することで、これまでになかった「新しい服のポジション」をユニクロブランドで確立。ユニクロを2兆円企業へと飛躍させたのだ。
●高品質&低価格の住まい
そんな可士和氏が今、住宅メーカー LIVNEXと「先を見据えた新たな価値観の住まいづくり」に挑んでいた。それこそ、新型コロナの影響で広がったリモートワークの普及を始めとしたライフスタイルの変化に合わせた家づくりだ。
「都会から少し離れた広い土地に、高品質で低価格の家を持ち、豊かな生活を送る」というコンセプトの元、現在、第一弾となるモデルルームの建設が軽井沢で進んでいる。目指すのは、暖炉が付いたコンパクトなワンルームで、一般的な世帯でも買えるように1000万円以下での販売価格。これまでにない「高品質&低価格の住まい」という新たなポジションを生み出そうとする、可士和流改革の最前線に迫る!
●団地の未来プロジェクト
可士和氏がブランディングを手掛けているのは、企業だけではない。実はいま、住人の高齢化や建物の老朽化など様々な課題を抱える「団地」の再生にも挑んでいる。可士和氏は2011年から建築家の隈研吾氏らと、既存の団地をリニューアルして価値を上げる「団地の未来プロジェクト」に参加。そのモデルケースとなる横浜市磯子区の洋光台団地で改革を進めてきた。可士和氏がプロデュースした北団地エリアでは、集会所に個性的なライブラリーや焼き芋カフェを誘致するなど、住民が積極的に交流できる環境を作り出し、いまや団地外から遊びに立ち寄る親子連れも増えたという。
そんな取り組みもあって、今年新たに建てられた住居棟の募集倍率は7倍を記録したという。デザインの力で社会課題の解決まで担う、可士和氏の新たな格闘に密着する。
参照:カンブリア宮殿 公式サイト
ブランドデザイン研究所 / BRAND DESIGN Labs
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